スペシャリストのすすめ

自分だけの生態学的ニッチで生きる

管理職の権限は使い方次第

管理職は組織の中で社内規則に従い一定の権限が与えられている。仕事における特定の事柄に関して管理職は承認する権限を持っていることが一般的であるが、この管理職の権限は使いようによって、大胆にビジネスを創造する場合と、ビジネスの停滞をもたらす場…

メガネ店の商売と未来の経済システム

近年、老眼のため2年ごとのにメガネを買い替えなければならなくなってきた。メガネ屋さんは自分が中学生の時以来同じお店で、東日本に店舗を展開する有名なメガネ店のA社である。40年近いお付き合いということになるが、評判がよく社会貢献活動も活発な会社…

見知らぬ他人との口論からの学び

休日に近所のスーパーにある本屋に行った。どうも「氣」が悪かった。マスクをしていても呼吸が苦しいし、体の中が違和感でいっぱいだった。時折マスクを外さないと、居ても立ってもいられない不快感があった。10分もいられず、その場を立ち去ろうとしたとき…

昔の大学教授の魅力は人間力

本棚の奥から1992年の「大学院要覧」がでてきた。懐かしい先生の名前もあり、講義内容も説明されており当時の学問の流行も感じられた。そして、当時の先生方の業績はどのようなものだったのかと思い、国立国会図書館のウェブサイトの検索機能で調べてみて気…

大企業の部長職は墓場への近道

私が1993年損害保険会社に入社したころ、部長や支店長という人は50歳から55歳が多く個室があり専用車もついていた。格が上の支店などは専属の運転手もいた。しかし、55歳を過ぎると役職定年ということで突然ポストがなくなり給与も下がったところで、このよ…

83歳のおじいちゃんを叩きのめした世間

森喜朗氏が辞任したことで、多くの人はすっきりしたのだろうか。何か達成感は感じたのだろうか。 森氏の孫娘による記者との一問一答を読んだ。結局、83歳のおじいちゃんの発言をとらえて、みんなで叩きのめしただけにしか思えなかった。 女性蔑視を感じるこ…

子どもの相対的貧困を解消するには

1990年代後半からNPOを通じて海外の子どもを支援してきた。最初の子どもはスリランカで、実際現地に訪問して本人にも会った。その後、2000年代前半に自分の所得も上がり、それではもう一人ということで二人の子どもを支援してきた。支援は一人の子どもに対し…

2050年あなたは稼いでいますか

私の場合、2050年に80歳を過ぎているので生きているかどうか微妙である。これから30年後の日本社会はどのような風景になっているのか。在宅勤務のおかげで住宅街の中にあるスーパーにも昼間の時間帯に行けることがある。そして、高齢者の多さに圧倒され、レ…

森会長にも「表現の自由」を

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視発言で批判を受けている。おそらく本人に悪気はなかったのだと思う。自分の思いを吐露しただけで猛烈な非難を受ける結果になった。そもそも森氏の年代であれば、あのような発言が本音の人が多いの…

「未来への投資」を忘れた日本の高等教育

酒井吉廣「コロナで待ったなし、国立大学の改革を支える自主財源の拡大」金融財政事情72巻3号(2021年)を目にした。昨年、東京大学が大学債を発行したのをきっかけに、大学の独自経営には自主財源の拡大が必要ということである。 世界の大学債は、残高ベー…

新しい生活様式「3つの楽」のすすめ

いつまでたっても明るいニュースがなく、毎日飽きもしないで「コロナ、コロナ」である。このような閉塞した社会に対して、どのような視点をもって対処したらよいのか。私の場合、3点あり、①直感を楽しむこと、②多様性を楽しむこと、③曖昧さを楽しむこと、以…

みえない世界を信じる哲学

多くの人がマスメディアによって煽られ、感染症の恐怖および死の恐怖から逃れられなくなっている。自分の死に対して恐怖を感じ、身近な人の死に対して悲しみを感じるのは自然である。しかし、感染症というたった一つの病気にどうして人々を恐怖に陥れるよう…

あちらの世界への助走期間

スーパーにある消毒液で念入りに手の消毒をしている高齢者がいた。手指の爪の間まで液体が届くように消毒している。また、屋外で人がすれ違うときも、極度に警戒して恐怖におののいているのも高齢者が多いように思われる。人は年齢を重ねれば死生観が確立し…

人は生きているだけで迷惑だ

新型コロナウイルスに感染し、周りに迷惑をかけたということで自殺した女性がでた。結局、この感染症を特別扱いしすぎた結果の副次的被害ではないだろうか。なぜ、このウイルスを日本で特別視し続けなければならないのであろう。死者数が飛びぬけて多いとい…

日本社会の不寛容さはもはや伝統

大学入試で不適切なマスクの着用が原因で、試験会場のトイレに立てこもった男性が警察官に逮捕された。昨年、飛行機内でマスク着用を拒否して緊急着陸させた男性も逮捕された。日本もどこかの軍事独裁国家と変わらないくらい危険な国のように思えてきた。 マ…

若い方々にお願いがあります

自治体の首長が「特に、何度も申し上げますけれども、若い方々へのお願いであります」という。なぜ若者をターゲットにしているのか不思議に思えた。若者が高齢者に感染させるということかもしれないが、因果関係は複数の要因があるはずなので、若者の行動だ…

未来を先食いした人類への情け

2020年の新型コロナウイリスによる日本の死者数は3,492人。一方、フランスの死者数は64,632人。日本の人口はフランスの約2倍なのだから、日本で13万人の死者がいてもおかしくないのに、立派な成績である。批判をする前に、まずは褒めてみるべきである。 そし…

基本的人権をもう一度考える

PCR検査を受けたときに医師から受け取る書面がある。題は「新型コロナウイルスの検査とご自宅での注意事項(○○市保健所からのお願い)」とあり、「新型コロナウイルスの検査結果が判明するまでは、外出を控え、人との接触を避け、ご自宅での療養をお願いいた…

時空を超えて正しい説はあるのか

新型コロナウイルに関しては日々刻々と新しい情報がはいってくる。1日前にいっていたことが今日変わることもある。世界中の研究者が日夜努力しているおかげで、ウイルスの正体も徐々に鮮明になってきている。 そして、これだけ変化の激しい状況にあって、あ…

科学の限界を知り判断する

中世ヨーロッパの大学において学ばれていた学問の基本は、神学、法学、医学である。この三つの学問は現代における心理学や経営学、工学などと比べると圧倒的に長い歴史を積み重ねてきているといえる。しかし、その事実が学問として高度であるとか、社会の発…

「本物」を判定するリトマス試験紙

コロナ禍はリトマス試験紙の役割をもっている。おそらく多くの人がコロナ禍のおかげで本当の友人をみつける、あるいは「本物」を見抜くことの判定にコロナ禍は役立っているように思える。 たとえば、何気なく接していた友人が、世の中の状況について自分では…

コロナ禍による分断を統合へ

世の中の分断が止まらない。飲食店に対する時間短縮要請、企業に対するテレワークの要請、不要不急の外出自粛要請、いろいろ出てくるが、いずれの当事者にとっても生死にかかわるほど重要な問題なので、素直にコロナ対策優先で行こうという結論に一直線には…

日本は監視社会を受け入れるのか

コロナ対策で各国の対応が分かれる。スマホから得られる情報を利用して個人の行動を監視し、感染症の拡大をコントロールしようとする社会が中国や韓国、台湾、シンガポールなどで、都市封鎖によるコントロールを試みているのがヨーロッパやアメリカの一部の…

パラレル・ワールドを体感する

在日ミクロネシア日本大使館のウェブサイトに「ミクロネシア出入国にあたっての諸情報」があり、 2020年2月4日に次の記載がある。 「 1月31日にミクロネシア大統領府が発出した新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言に関して、2月3日より、ミクロネシア政…

まやかしの雇用形態「正規雇用」

「正規雇用者」と「非正規雇用者」あるいは「正社員」と「非正社員」、どれも正式な定義は存在していない。強いていうなら、①労働契約の期間の定めがなく、②所定労働時間がフルタイムで、③直接雇用であるのが正規雇用であったり正社員であったりするのであろ…

一市民の「コロナ終息宣言」と展望

世の中、新型コロナウイルスを抑え込もうと必死である。犠牲者ゼロを達成しなければならないような雰囲気もあるが、それはまるで意図的に自らの体を傷つけるような自傷行為のようでもある。コロナの波が来るたびこのようなことをしていては社会や経済がもつ…

人生を導くみえない力を信じる

とくに若い方は、いろいろ将来のことを悩んでいることであろう。これだけ先行きが不透明であれば、だれでも心配になる。そんなとき、悩んでも仕方がないので流れに身を任せるという選択肢もあることを思い出したい。 これから、どのような職業に就いて、どの…

PCR検査の精度の低さと専門家の躊躇

コロナ感染者数が増えているというニュースが盛んに流れる。でも毎年のインフルエンザも同じ波を示すのではないか。冬は乾燥し感染しやすいだけではないか。想定内と考えれば何も問題は起きない。人口動態統計によると2018年のインフルエンザ死亡者数は3,325…

コロナで作られた数字に追い込まれる弱者

新型コロナによる死者数は水増しされている。S・バクティ=K・ライス『コロナパンデミックは、本当か?』(日曜社、2020年)によると、ドイツにおいてコロナの犠牲者の解剖を行った医師がいる。その結果、犠牲者の誰一人として健康な人がいなかったという。…

ジェネラリストの悲劇を回避する

ジェネラリストかスペシャリストのどちらで生きるべきかの議論は永遠に続くと思われるが、やはりジェネラリストを選んでもスペシャリスト的な生き方をしないと最後は詰まる。実は、組織内でジェネラリストとして出世した人も出世しなかった人も、定年退職と…