スペシャリストのすすめ

自分だけの生態学的ニッチで生きる

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

日本の労働市場に長期インターンシップを

神戸大学の学部と大学院の労働法合同ゼミでお話をさせていただく機会を得た。おそらく、学生以上に自分が多くの学びを得た。なぜ日本で長期インターンシップが根付かないのか、少し課題がみえてきた。今のところの結論は、日本の教育制度が変わらない限り、…

自分の判断に役立つ情報はコロナ後か前か

コロナの混乱の状況を冷静に判断するにはどうしたらよいのだろうか。先日出版した『一市民の「コロナ終息宣言」』(アメージング出版、2021年)では、いろいろな文献を参照させていただいたが、今振り返ってもコロナ後よりもコロナ前の文献のほうが学びが多…

本日発売『一市民の「コロナ終息宣言」』

ユニークな出版社のおかげで『一市民の「コロナ終息宣言」』(アメージング出版、2021年)を出版する機会をいただいた。 一市民の「コロナ終息宣言」 | 山越誠司 |本 | 通販 | Amazon はしがきの一部より 「本書を執筆しようと思ったきっかけは、自分の3人の…

「恐ろしいコロナ」vs. 「かわいいコロナ」

コロナに関する各種対応が憲法の基本的人権の観点から議論されていないな、と思っていたが、やっと書籍が出始めている。その一冊の大林啓吾編『感染症と憲法』(青林書院、2021年)を読むと、この分野は議論の深みと広がりが不足しており、憲法9条のような活…

ワクチン接種3日後に意識不明の義祖母

フランスに住む妻の祖母が、コロナのワクチン接種の3日後に意識不明になった。その後、病院に入院していまだ意識が戻らない。年齢は99歳でもう数ヶ月で100歳だった。年齢もあるので逝くことは仕方がないが、ワクチン接種をしなければ100歳まで生きられたと思…

中世イスラーム世界の発展にみる希望

コロナ禍により人の流れが止まり、経済も停滞していくなかで、これから世界はどの方向に進むのであろうか。経済に関しても文化の発展に関しても、先行きが明るくない印象を持つ人は多いと思う。しかし、中世におけるアラブ世界の発展の様子をみると、意外に…