2024-01-01から1年間の記事一覧
2025年出版予定の書籍『なぜ社会人大学院で学ぶのかⅡ』の編集をしています。そこで気づいたことは、人は多くの情報を受け取り、そこから自分に必要なものと不要なものを取捨選択しているということでした。当たり前のことですが、あらためて感じた理由をご説…
バリバリの営業マンだった元同僚が時間貸しのリゾート施設事業を始めました。しかも、利用者が少ない平日は、地域に開放し子ども食堂にするとのこと。これも一つの女性性(femininity)の時代の現われではないかと思いました(女性性については以下のメディ…
来年出版予定の共著『なぜ社会人大学院で学ぶのかⅡ』の原稿を書きながら思った結論があります。学問の限界を知るためにある分野を研究してみるということです。 理論の限界にいったんぶつかってみるという経験をすると、安易に人の意見を否定したり、自分が…
これからの時代に合った組織とはどのような形態なのでしょうか。時代も相当変わり、想像もつきませんが、計画的で規則性がある組織というのは、実は弱いのではないかと思います。 むしろ、無計画で規則性がなく、自然発生的にできたネットワークの方が強いの…
来年も社会人大学院に関する共著を出版します。『なぜ社会人大学院で学ぶのかⅡ』です。 共著の難しいところは執筆者の文章に個性があり、全体の統一感が欠けることです。そこで、少しでもタイトルや内容、表記などに共通性を持たせるために、執筆者と共有し…
女性性の時代とはどのような時代になるのでしょうか。ニール・ドナルド・ウォルシュ『神との対話3』(サンマーク出版、1999年)にかなり衝撃的な記述があります。 歴史の初期には、地球は母系社会だったそうです。それから変化が起こって、父系社会が生まれ…
千賀一生『ガイアの法則Ⅱ』(ヒカルランド、2020年)によると、地球には陰陽リズムがあるといいます。すなわち、1万2888年ごとに巡ってくる統合性優位と分離性優位の二つの波の交代があるということです。この2つのリズムが一周すると足して2万5776年で気の…
文明800年周期説というのがあります。わたしが最初に知ったのは、千賀一生『ガイアの法則』(ヒカルランド、2020年)でした。その後、無名の歴史家・村山節(1911年~2002年)によって周期説が説かれて体系化されていることを知りました。 村山氏の著作は希…
先日、2日連続でセミナーに参加しました。1日目は、女性活躍推進について。2日目は、妊活についてでした。両方を受講して身につまされる思いがしました。女性への負荷があまりにも大きいということです。 わたしの中の結論は、あまり無理をせずに自然にまか…
カオス理論を学ぶと自分の学問にも謙虚に向き合えるので有用です。酒井敏『京大的アホがなぜ必要か』(集英社新書、2019年)に文系の人にもわかりやすくカオス理論が解説されているので一読してみてください。 カオス理論で有名なのは、アメリカの気象学者の…
アメリカ大統領選挙の結果について特に SNS でコメントするのは躊躇するものです。政治思想について偏った見方をされるのではないかとか、友達を失うのではないか等、いろいろ気になり発信を控える人もいることでしょう。 特に、ビジネスに特化している Link…
最近、コミュニケーションの難しさについて興味がありました。特に外国人と日本人の意思疎通は日本人同士より困難なのではないかと。しかし、社会人大学院のコミュニティの友人の指摘で目が覚めました。必ずしも人種や言語は意思疎通の障害にならないと。 彼…
社会人大学院のコミュニティの会合がありました。合計7名という小さなランチ会でした。皆さん個性が強く、やはり社会人になってから大学院に行くような人は、「ただ者ではない」雰囲気を持っていました。 皆さん学術的な専門分野を持っているわけですが、そ…
わたしもビジネスマンとして30年以上の経験を積んできました。しかし、ビジネスにおけるマナーや気遣いなど、知らないことがいっぱいあることを知りました。福島靖『記憶に残る人になる』(ダイヤモンド社、2024年)には、著者の経験からやって良かった行動…
最近、SNSのLinkedInを通じて、新しいつながりができました。もう12年以上前にはじめたと思いますが、ほとんどが外資系時代のつながりで、日本人はあまりいないと思っていました。 ところが、ある日本人が運営するグループに気軽に参加してみると、そこから…
私の場合、本ブログ以外にアメーバーブログで「見えない世界を知る」という右脳を使って記述するように心がけているブログがあります。ただ、いつまで経っても右脳が開花しませんが、、、。また、Facebook、LinkedIn、XなどのSNSも使って情報発信しています…
最近、ニール・ドナルド・ウォルシュ『神との対話②』(サンマーク出版、1998年)が本棚にあることに気がつきペラペラとページをめっくてみました。カナダのトロントにいる時に英語版を読み日本語版を入手したのか、日本語版を読んで英語版を持っているのか記…
カフェの倒産が増えているというニュースに接しました。コーヒー1杯で長居をされるからのようです。420円のコーヒー1杯で4時間過ごす人がいるとのこと。たしかに、ノートパソコンを広げてカタカタやっている人も見かけるし、勉強している人もいますね。いろ…
自分の専門分野の共著と論文が同じタイミングで発表になりました。執筆している期間は異なりますが、編集の過程でこういことも起こるのですね。 共著は『Q&AでわかるD&O保険の企業対応』(中央経済社、2024年)です。 Q&AでわかるD&O保険の企業対応 | 山越 …
森永卓郎『投資依存症』(フォレスト出版、2024年)で再確認できたことに、資本主義は、しょせん強者が弱者から収奪して利益を出しているように見えるという点です。経済アナリストの藤原直哉氏も「詐欺の寸止め」という表現をしていました。詐欺になると刑…
森永卓郎『投資依存症』(フォレスト出版、2024年)を拝読しました。投資で資産を増やせると思っている人にとっては耳が痛い内容です。ポイントは、バブルが崩壊し、資本主義が終わるので、長期分散投資もこれからは意味がないということのようです。もちろ…
先日、外資系企業の役員をされた経歴のある知人にお会いし、そのお父様が執筆された書籍を恵贈いただきました。得平文雄『外資系で成功する人しない人』(中経出版、1998年)という本で、損保業界では著名な方でした。 本の巻頭には、日本マクドナルドの社長…
清水晶子ほか『ポリティカル・コレクトネスからどこへ』(有斐閣、2022年)を読んでみましたが、結局、ポリティカル・コレクトネス(以下「ポリコレ」)やキャンセル・カルチャーについてほとんど理解できませんでした。この分野を研究している人たちは、答…
バブルが崩壊し、資本主義が終焉を迎えた先に何があるのでしょうか。そもそもそうなるかも確かではありませんが、そちらの方向に向かうと考えてもいいように思います。そして、資本主義ではない世界を想像するのは難しいですが、私たちの生活がある日突然な…
2025年の共著に関する出版企画を掲載いたしました。先月、1冊目も無事に発売完了し、これから2冊目です。リンクをご参照ください。 『なぜ社会人大学院で学ぶのかⅡ』2025年出版企画 CAMPFIREコミュニティ 自分の中に強い達成感や使命感はありません。やり始…
これからは右脳の時代ということを理解できる記述に出くわしました。最近、行き詰まり感のあった自分にとっては、一つの道筋を示すくらいに腑に落ちる内容でした。 まず右脳を使うとはどういうことでしょうか。古代の人間を想像するに、森の中あるいはジャン…
以前、水村美苗『日本語が亡びるとき』(筑摩書房、2008年)を読んだことをお伝えしました。ビジネスの世界に身を置く立場として、読みやすいと感じる内容ではありませんでしたが、著者の危機意識は強く伝わってきました。 小説家の書いた日本語論からの気づ…
日本の大学なのに英語で卒業できる大学が増えているようですね。わざわざ日本の高等教育を受けるために海外から来日して英語で日本のことを学ぶ留学生がいるのでしょうか。多様性を維持して日本人学生のための環境作りでしょうか。 長い歴史をかけて日本語で…
水村美苗『日本語が亡びるとき』(筑摩書房、2008年)を読み終えました。春休み頃からページをめくっていたので、4カ月以上かかったことになります。小説家による日本語論ですが、ご自身の物語も含めて語られているので、はやく「結論は?」と問いたくなる内…
共著『なぜ社会人大学院で学ぶのかⅠ』(アメージング出版、2024年)の発売記念として座談会が開催されました。 社会人が大学院に行く意義と魅力をお伝えします!『なぜ社会人大学院で学ぶのかⅠ』発刊記念著者座談会、開催しました! - YouTube 企画会議から…