今年は専門実務書の共著を出します。編集していると執筆者の個性が強い場合、形式、文体、締め切り期限などすべてがバラバラで難しいです。
出版社の編集部が執筆要領を渡してくれているにもかかわらず、それに準拠していないこともあり、人というものは、自分の見えている世界しか見えないんだ、という当たり前のことをあらためて感じています。よほどバッサリと編集できる人でなければ、とりまとめ役にはならない方がいいと今さら思いました。それでも、勉強にはなるので、軽やかに楽しく進めていこうと思いますが。
また今年、もう一冊の共著である一般書も出版いたします。昨年は単著2冊で、今年は共著2冊ということになります。人生100年時代の学び直しがテーマで、次のような内容が共著者から出てきております。
1)リカレント教育の場としての大学院
2)実効性のある社会人財政支援制度の提言
3)地方国立大学の大学院で学ぶ意義と課題
4)シングルマザー専門職大学院の体験記
5)技術経営(MOT)が広げた将来の可能性
一見、バラバラなようですが、それぞれの個性が出るように編集できたら良いと思っています。
自分自身、日頃から学校や企業は生徒や労働者の個性を揃えたがり、画一的な統制を望むということに対して批判的な考えをもっていますが、いざ自分がまとめ役になると、個性を揃えたくなります。やはり編集あるいは管理が楽だからですね。一定の幅を持たせながら、バランスを取ろうと反省しています。
また、現在も共著者を募集中です。今年が終われば、来年も再来年も同じ企画を継続します。筆力に自信のある方はご検討いただければ幸いです。
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