スペシャリストのすすめ

自分だけの生態学的ニッチで生きる

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

海外に行かずに海外の事情を研究する

ランキング参加中高等教育 2008年の金融危機前であれば、会社派遣でアメリカのビジネス・スクールに行く人がいたと思います。その後、会社派遣はほとんどなくなったのではないでしょうか。今となっては、会社が学費を負担して従業員がビジネス・スクールに行…

社会人大学院の研究会を立ち上げたわけ(2)

ランキング参加中高等教育 私が社会人大学院に期待するのは、あらゆる物事について批判的な考え方ができるような「場」であるということです。残念ながら初等教育や中等教育ではそれができません。日野田直彦『東大よりも世界に近い学校』(TAC出版、2023年…

社会人大学院の研究会を立ち上げたわけ(1)

ランキング参加中高等教育 社会人大学院に関する研究会の会員を募集しています。特に社会人大学院に関する有用な情報を得たい、意欲的な方々とネットワークを築きたい、あるいは議論した内容の共著者(分担執筆)になってみたい方は、是非ご検討ください。CA…

意外な視点で社会人大学院を探してみる

ランキング参加中高等教育 社会人の学び直しで大学院を探す時に、意外な視点や切り口を使うと、自分に合いそうな先がみつかるかもしれません。 まずは、地理的な意外性からは以下の大学院がありました。 札幌の大学ではないのに札幌で学べる ・小樽商科大学…

「正規軍はゲリラに負ける」から学ぶ働き方

これからの組織のあり方や、ネットワークのあり方について示唆に富んだ記述に接しました。安富歩『満洲暴走 隠された構造』(角川新書、2015年)によると、正規軍はゲリラに負けるといいます。圧倒的な組織力と火力、展開力を誇る正規軍が、なぜゲリラに負け…

「終身雇用制」など存在していない

わが国の雇用慣行について、基本的に終身雇用だから、というのはよく聞く話ですね。でも以前から、この終身雇用という日本語が不思議でした。終身雇用といいつつ、定年制があるのですから、終身ではありません。終身の意味は、命を終えるまでの間、すなわち…