職人的生き方の時代

自分だけの生態学的ニッチで生きる

意外な視点で社会人大学院を探してみる

社会人の学び直しで大学院を探す時に、意外な視点や切り口を使うと、自分に合いそうな先がみつかるかもしれません。

まずは、地理的な意外性からは以下の大学院がありました。

札幌の大学ではないのに札幌で学べる

小樽商科大学大学院(商学

東京の大学ではないのに東京で学べる

長崎大学大学院(公衆衛生学、熱帯医学等)

埼玉大学大学院(経済学、経営学等)

千葉商科大学大学院(会計ファイナンス

北陸先端科学技術大学院大学(技術経営学情報科学等)

筑波大学大学院(経営学、法学等)

大阪の大学ではないのに大阪で学べる

同志社大学大学院(経営学等)

関西学院大学大学院(言語コミュニケーション、経営学等)

大学設置基準をクリアするとか、教員の移動の問題もあるでしょうが、選択肢が増えることはいいことだと思います。

次は、通学不要の通信制の大学院です。探せばもっとあると思います。博士課程はさらに増えてもいいと思うのは、自分の体験からも自信をもっていえます。でも文部科学省がなかなか認可しないのでしょうね。

熊本大学大学院(教授システム学、修士・博士)

京都産業大学大学院(経済学、京都文化学、修士のみ)

日本大学大学院(総合社会文化学、修士・博士)

名古屋学院大学大学院(英語学、修士・博士)

帝京大学大学院(情報科学修士

佛教大学大学院(仏教学、歴史学等、修士、博士)

最後に自分の研究分野を絞り込めば、どこの大学院のどの指導教員がよいのか、自動的にわかることになる典型的な例が以下です。東京大学京都大学といえども現場から距離があるために、研究が困難な分野だと思います。

・雪氷や凍土の研究であれば北見工業大学

・砂漠の緑化や乾燥地の研究であれば鳥取大学

琉球文化や地域の研究であれば琉球大学

・ロシア政治やスラブ言語の研究であれば北海道大学

・環境放射能の研究であれば福島大学

人それぞれ学び直しの動機は異なるので、社会人の大学院探しは難しいと思いますが、以上のような切り口で探すと、自分のテーマに合致する指導教員が見つかることもあると思います。試しに様々な視点から検討してみるとよいでしょう。