この1ヶ月、時間にゆとりがあるために、YouTubeを視聴してしまうことが増えました。そこで出てくる動画に、議論やディベートをして、相手を論破する企画がいかに多いかということに気づかされました。
ゲームとして議論やディベートを楽しむレベルであればいいのでしょうが、徹底的に相手を打ち負かして悦に入っている姿を見ると、自分のエネルギーが奪われるようで、少し引いてしまいます。
デール・カーネギーの『人を動かす』だったと思いますが、議論に負ければ負けたのだし、議論に勝っても負けたのだ、という趣旨のことが書かれていたことを思い出します。
議論に勝っても負けたのだ、という部分の理由は、議論に勝っても、相手は自尊心を傷つけられ、ますます自説が正しいとの信念を強化するだけなので、議論に勝っても負けたも同然だということでした。
世の中、その通りかもしれませんね。相手を説得するときに議論は避けるべきものなのかもしれません。
わたしもできるだけ議論は避けるようにし、論理的な主張をするときは、論文などの紙媒体において展開するようにしています。それであれば、SNSのように不毛な言い争いに巻き込まれて済むからです。自分のエネルギーを奪われないように。