職人的生き方の時代

自分だけの生態学的ニッチで生きる

「感謝の周波数」だけなら出し続けられる

自分の周波数が変わると、付き合う人や起こる出来事なども変わってくるといいます。村松大輔『すべてが用意されているゼロポイントフィールドにつながる生き方』(徳間書店、2021年)では経済の流れる周波数帯は、自分を生かす周波数帯といいます。

量子力学で表される見えない側の存在に気づいて感謝に入り、「自分が運ばれている、生かされている」と気づくと、日が経つにつれ、どんどん結果が変わるそうです。

売上とか数字とか、見えているものだけで存在する毎日と比べて、見えないが側のエネルギーをもらい受けて、肉体を通して得意分野を顕現していった場合は、つながるご縁がはるかにすごいので、どんどん運ばれて発展していきます。それが「経済が流れている周波数帯」ということだそうです。

その周波数帯に入ると、自然といろいろな人と引き合わさ、それが加速して、いい循環に入ります。経済の流れる周波数帯とは、言い換えると「感謝の周波数帯」であり、「自分を生かす周波数帯」であり、「本質の深い祈りの周波数帯」だそうです。

たしかにそのとおりでしょう。だからポジティブな想念を持ち続け、自分で光の素粒子を飛ばして、よい出来事を引き寄せるということなのだと思います。

ただし、人は常にポジティブであったり、プラス発想でい続けることもなかなか難しいと思います。少なくとも私は落ち込むこともあるし、悩むこともあります。自動思考を捨てる試みもしていますが、常に成功しているわけではありません。

ただ1つだけできることは、どんな状況にあっても感謝の周波数帯にいることかもしれません。不安やおそれはあっても、今この瞬間は生きているし、家族もいるし、ごはんも食べられる。スーパーで買い物もできるし、蕎麦屋でそばも食べれます。小さなことでしょうが感謝して「ありがとう!」ぐらい、心の中でささやけると思います。

人生で何度か落ち込む時期がありましたが、今はその時期かもしれません。でも比較的よい書籍に巡り合い、乗り越えられるように人生が設定されていると信じていこうと思います。このように文章が書けていることも感謝の対象になることでしょう。