村松大輔『現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則』(サンマーク出版、2022年)などを読んでいると、日常に起きる不思議な共時性についてうまく説明できるようになります。
たとえば、ある人に連絡してみようかなぁ~と思ったところに、その相手からメールが届くとか、あるテーマについて考えていたら、その解決策になりそうな事柄がインターネットの情報に出てくるなどです。
これは量子力学的に説明すると、私たちはフォトン(光の素粒子)を飛ばして、お互いが影響し合っており、その影響の結果、自分が必要な物や事を引き寄せていることになります。
もっと身近な事例で、不機嫌な人のそばにいれば、そのイライラが自分にも伝播してくるのは、不機嫌な人の「ムカつくフォトン」が自分に飛んできて影響しているということですね。
よって、常に「うれしいフォトン」とか「やさしいフォトン」を出している人のそばにいれば心地よいということのようです。よって、実は見えない世界にこそ、私たちを動かす真実があるということです。
このように考えると、とても心地よいフォトンを飛ばせる人になることは自分にプラスですし、また、自分の人生で自己実現するための人・もの・カネを引き寄せるには必要なことなのかもしれません。
人生で成功するためのハウツーやテクニックのような情報や本は数多く見受けられますが、そのような小手先の対応ではなく、もっと私たちが観測できていない世界を活用することを考えてみるのもよいかもしれません。