先月から約1ヶ月継続した共著の「予約注文支援プログラム」の結果がわかりました。200部を目標にしていましたが、約140部しか注文が入りませんでした。当初は10名の共著者がいるのだから、1人で20部注文を獲得することで達成できると目論んでいました。しかし、現実はそんなに甘くわなかったということです。よって、6月14日まで2次募集ということで締切を延期しています。
<予約注文支援プログラム> なぜ社会人大学院で学ぶのか Ⅰ - 人生100年時代の学び直し | アメージング出版の販売サイト
私の場合、仕事関係で声をかけた方が数名注文いただきました。本の内容に興味があるかどうかわかりませんが、とりあえず買っておこうと思ってくれた方々です。仕事上の優越的な地位を使ったということもないので、無理はされていないと思います。許される範囲で注文いただいたということです。
そもそもテーマが社会人大学院でニッチです。私は大学卒業後にすぐ大学院に行ったのであまり違和感はないのですが、リンクの統計によると1991年当時で大卒者のわずか7%の人が大学院に進学したようで、変人の部類に入ることでしょう。
リンクの文部科学省の調査によると、2023年で12.5%の大学生が大学院に進学しています。大学進学率が60%近くまで伸びていることを考えると、大学院への進学率は低いことでしょう。理由は就職に有利ではないからだと思いますが。
https://www.mext.go.jp/content/20230823-mxt_chousa01-000031377_001.pdf
このように明らかにニッチで市場としては小さいのは自明です。しかも社会人を対象としています。よって、その分野に関する書籍を出版しても販売部数が伸びないのは当然だと思います。でも自分の経験とバックグラウンドから考えても、この分野の推進は継続した方がいいと思っています。やり続けていれば必ず道は開けてきます。
現に会ったこともない人が研究会に参加してくれて、この半年ですでに3名の方とお会いしました。長崎在住の方、茨城在住の方、神奈川在住の方、そして来月は大阪在住の方にお会いします。めずらしいケースでは地球の裏側のペルーからの参加もあります。日本に一時帰国する際にお会いする予定でしたが、お子さんの体調不良でキャンセルになりました。でもいつかは実現するでしょう。
このように、ニーズはゼロではなく情報やつながりを求めて参加してくださる人がいるというのは事実です。まだまだどこかに潜在顧客は眠っているということだと思います。どうやってその方々に到達するのか難しい課題ですが、走りながら考えるしかありません。