スペシャリストのすすめ

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慢性疲労症候群の原因はワクチンではないか

4月中旬から慢性疲労症候群になってしまった長男が、3か月以上高校に行けていない。原因が何か探しつつ、できる手はいろいろ打った。病院の医師も信頼できる方のようで、漢方薬など処方し上手く導いてくれている。

一般的に慢性疲労症候群の原因は不明であり、原因不明の病気には治療法もない。しかし、ここにきて症状が劇的に改善してきている。やったことといえば、EM・X GOLDという有用微生物を1か月飲ませた程度である。

このEMは、10年前の福島原発事故のときに、当時小さかった子どもたちを守ろうと必死で探したデトックス法であり、科学的エビデンスはないが、実績は出ているというもの。アンチEMの研究者からは痛烈な批判もなされていたが、人が幸せになるのにエビデンスはいらない思い、当時から飲みはじめて8年くらい続けたと思う。おかげで子どもたちも含めて、私の体調もとてもよかった。

そして、ここにきて慢性疲労症候群の原因らしきものがみえてきた。それは、アメリカ留学のために長男が短期間で打った次の5本のワクチンである。

・2020年11月28日:おたふく風邪ワクチン(mumps vaccine)

・2020年11月28日:不活化ポリオワクチン(inactivated polio vaccine)

・2020年11月28日:A型B型肝炎混合ワクチン(hepatitis A&B vaccine twinrix)

・2021年1月5日: A型B型肝炎混合ワクチン(hepatitis A&B vaccine twinrix)

・2021年1月5日: 髄膜炎菌ワクチン(Meningococcal conjugate vaccine)

それぞれの成分を調べることはできていないが、ワクチンの効き目を高めるために、アルミニュウム塩が添加されていた可能性はある。いわゆる、アジュバント(adjuvant)というラテン語の「助ける」という意味で、ワクチンの効きを助けるためにアルミニュウムが添加されているのである。

崎谷博征『今だから知るべきワクチンの真実』(秀和システム、2021年)によると、このアルミニュウムはリンパ節や脳組織に蓄積されることが確認され、慢性疲労症候群を引き起こすことが知られているという。私たちは、鉄を含めて重金属の排出が苦手なため、アジュバントで使用される重金属は体内で分解されずに蓄積されていく。

崎谷氏は、湾岸戦争のときに多くのアメリカ兵が劣化ウラン弾による後遺症で苦しんでいたと考えていた。しかし、事実は違ったという。湾岸戦争に駆り出された兵士たちは、急ぎ大量のワクチン接種が行われており、湾岸戦争後遺症の原因はワクチンだったとのこと。兵士たちは短期間に炭疽菌、ポリオ、黄熱病、ジフテリア、百日咳、破傷風髄膜炎菌など複数のワクチンを接種させられていた。まさに兵士たちはワクチンの実験台になり後遺症で苦しんでいたということになる。

オーストラリアの湾岸戦争帰還兵では、実際に戦場に行かなかった兵士たちの方が、戦場に行った兵士よりも湾岸戦争後遺症に悩まされていたという。ということは、後遺症と劣化ウラン弾の因果関係はないことになる。それではなぜ、戦場に行かなかった兵士のほうが、戦場に行った兵士より、後遺症に悩まされたのか。その理由は、戦場に行かなかった兵士の方が、ワクチン接種回数が多かったということである。

さらに、中東以外の他の地域で任務にあたった兵士たちも、ワクチン接種者と非ワクチン接種者の間で、前者が有意に高い湾岸戦争後遺症の発症率を示しているという。このように、慢性疲労症候群のように頭痛とめまいが長期間継続する病気の原因にワクチンを疑ってみることができる。

当時、父親として子どもがアメリカ留学できるということだけで満足し、ワクチン接種を含めてその後の手続きに無頓着であった。本来であれば、本当に強制接種なのか、あるいは任意接種ではないのか、接種しない例外的措置はないのか調べるべきであったと思う。しかし、もう接種済みなので後悔しても遅い。これからはデトックスに注力していかなければならない。

コロナ・ワクチンの副反応で苦しんでいる人も多いようであるが、デトックスには、EM・X GOLDのほかに、漢方の板藍根(バンランコン)をあげておきたい。中国では板藍根を煎じたお茶を飲ませたり、お茶でうがいをさせたり、のどにスプレーしたりしている。風邪・インフルエンザ・耳下腺炎・扁桃腺炎・手足口病ノロウイルスロタウイルスなどによる感染性胃腸炎・肝炎ウイルス・肺炎・髄膜炎・丹毒など、様々な感染症の予防と治療に用いられている。簡単にいうと解毒効果があるようである。

これらの方法に科学的エビデンスはあるのか、と問いを立てる人もいるであろう。ただ、実績が出ているのであるから、私はそれがエビデンスであると考えている。実効性があるのであれば、それを試してみて自分で確かめるということで十分であろう。もしそれができない人がいるのであれば、その人は他の方法を探せばよいだけのことである。