2026-01-01から1年間の記事一覧
妻は日仏文化交流ができる事業に取り組んでいます。今春、わたしは体調不良から回復した後、Wixというホームページ作成ツールでAIを使い、リンクのHPの作成をしました。 かかった費用は、ドメイン代の約2万円だけだと思います。これを業者に頼んでいれば、最…
かつて査読論文に応募し査読委員からフォードバックをいただいたことがあります。そのコメントに次のようなものがありました。 査読委員A:「投稿者が指摘する原因と対策には対応関係が存在しない(あるいは、ほんどと存在しない)したがって、論文の体を成…
高年齢者雇用安定法のおかげで65歳まで定年延長する人が増えています。しかし、郡山史郎氏の『定年前後の「やってはいけない」』(青春出版社、2018年)によると定年延長はしないほうが良いといいます。 すなわち、望ましくは55歳前後で退職し、次の仕事に突…
なぜ日本が第二次世界大戦で負けたのか、という問いに対して、ユニークな仮説があります。それは当時の軍人の留学先が、ドイツ、フランス、そしてロシアだったため、イギリスやアメリカの実力を軽く見ていたのではないかといものです。 江利川春雄『英語と日…
ではありません。言い方によっては、ギャンブル性のある賭けと言えるぐらいリスクの高いお仕事です。責任限定契約があるので、責任追及されたとしても、役員報酬の2年分までしか損害を負わないと理解していると誤ります。 「500万円の報酬だから、どうせ1000…
わたしが書籍やコミュニティを通じて多くの人に「社会人大学院というものが世の中にあるよ」ということを伝えたかったことの1つに、貧困の連鎖を断ち切りたいという思いがありました。 教育は消費ではなく投資であり、将来の所得を押し上げる効果があるのは…
サイバーセキュリティ研究は、方法論や理論的枠組みが十分に発達しておらず、工学・法学・経済学・経営学・国際政治学などの複数分野にまたがるため、統一的な学問体系を作ることが難しいと指摘されています。 たとえば、ランサムウェア、サプライチェーン攻…
昨年のシンポジウムで報告し、その後、論文掲載の予定でしたが、病気で寝たきりになり実現しませんでした。当時、緊急事態にもかかわらず、迅速に対処いただいた同志社女子大学・大倉真人先生にはお礼の言葉もありません。 今回は、初めての学会報告で、事務…
京急本線の上大岡駅で、むかしながら反転フラップ式の案内板を見つけました。実はこれ、デジタルでむかしのパタパタ回転する案内板を再現しているだけなのです。 https://www.youtube.com/watch?v=rwk7pekl-sw この案内板を社内で立案して、稟議をあげた担当…
妻がフランス人なので彼女は日仏文化交流ができる事業に取り組んでいます。そこで先日、Wixというホームページ作成ツールでAIを使い、リンクのHP作成を手伝いました。 www.sakura-loire.com かかった費用は、ドメイン代の約2万円だけだと思います。これを業…
資格試験は、決められた散歩コースを何度も歩くイメージです。一方、社会人大学院は、自分で散歩コースを決めることができて、遠回りすることも、近道を行くこともできるイメージです。 資格試験は正解があるので、結果が点数ではっきりとわかります。社会人…
researchmap(リサーチマップ)は、日本の研究機関に在籍する研究者の経歴や論文リストを収集したインターネット上のデータベースサービスです。科学技術振興機構(JST)が運営しており、研究者が自分で情報を入力していくDIYのプラット・フォームになります…
実家の札幌に帰省した際に、藤本高等教育研究所の藤本研一さんと動画を撮ってきました。前半は社会人大学院に関するQ&Aです。後半ではテーマに沿っての対話になります。社会人大学院の効用について特にお伝えしたかったことは以下の2点。 社会人大学院への質…
珍しく自分の専門分野に近い話題です。かつて、「社外役員のリスクと特化型D&O保険」商事法務2290号(2022年)という論文の中で次のように述べました。 「わが国においてモニタリング・モデルかアドバイザリー・モデルかも含め社外役員の果たすべき役割が明…
これから「女性性(femininity)」の時代であるということを聞いたことがあるでしょうか。女性が活躍する時代という意味ではなく、今まで「男性性(masculinity)」が優位であった時代から、女性性の時代に移り変わるという意味です。 今までの男性性が優位…
スタンフォード大学の経済学者エドワード・ラジアーによる「ラジアーの法則」は、日本の大企業の賃金カーブをうまく説明しています。しかし、元々は定年制が違法ではなかった1979年当時のアメリカ企業の賃金カーブを説明する理論でした。シカゴ大学のリポジ…
今月からオリックス株式会社に復帰いたしました。3度目の入社です。このような得難い経験をさせてもらったことに感謝しかありません。月並みな感謝ではなく、言葉では表現できないほど「巨大な感謝」です。 とても大切なことなので、この1年の経緯をお伝え…
職人型社員あるいは自営型社員が増えない理由が2つあるのではないかと思っています。 1つ目は、労働基準法です。32条2項に1日8時間以内で1週間40時間以内という縛りがあり、それを超えて労働させてはならないとなっています。これは労働者を守るための法律で…
太田肇『離職ゼロ。「自営型社員」が会社を変える!』(東洋経済新報社、2025年)を読了いたしました。偶然、書店で見つけて手に取った本ですが、自営型社員(わたしは職人型社員と呼びます)は、まさしく自分が30代前半から取り組んできた働き方でした。 わ…
「生成AIが作成した文章は、わたしのハートに響かないのですが、なぜでしょうか。」という、生成AIにとっては少し意地悪な質問をしてみました。最近、雑誌の記事などで、AIに仕事が奪われると煽られるので。 各生成AIの回答の要点は以下の通りです。 Gemini…
就職氷河期世代の非正規雇用者に対して自己責任論を主張する人には、いわゆる「勝ち組」といわれる人が多いのでしょう。しかし、そのような主張を続けていると、いずれ「勝ち組」も「負け組」になります。そもそも人生に勝ち負けなどありません。 もし貧困層…
いつも感じていたことなのですが、オリックスに比べてリクルートのほうが人材を育てることに関して優位性があるのではないかと思っていました。すなわち、リクルートの人材のほうがオリックスの人材より優秀なのかと。その証拠にリクルートの人材のほうが起…
社会人大学院は、競争社会から降りるための「場」として機能すると思っています。競争に勝つために大学院に行くのではなく、自分だけのダントツの強みを確立して、他者と協働するために行くことになります。スローガンとしても「競争から協働へ」と語呂がよ…
グローバル人材を育てるには、1に「日本語」、2に「日本語」、3、4がなくて5に「英語」だと思います。 わが家は妻がフランス人なので、3人の子どもは日仏ハーフになります。インターナショナル・スクールにも通わず、地元の小、中、高です。その狙いは、や…
以前から大学に即戦力になる人材育成を求める意見が多いようです。わたしは反対の立場です。本当に即戦力になる人材を求めて発言しているのであれば、社会で活躍できる「即戦力」のレベル感に大きな勘違いがあると思われます。 大学で即戦力と言われても、そ…
本コミュニティは、「働きながら社会人大学院で学ぶ研究会」の後継コミュニティになります。内容は日本国内にある社会人大学院をどのように活用していくか、メンバーで議論していくことを想定しています。 クラウドファンディング CAMPFIREコミュニティ ・仕…
お金に困らない人生であれば楽ですね。でも不安や恐怖がつきもので、どうしても将来を心配してしまいます。わたしの場合も現時点では子どもの教育費が気になり、自分の老後のことなど考えている余裕がありません。 一方で、今まで本当にお金には困ったことが…
AI時代において社会人大学院に行く意味があるのか、という問いに対して、わたしは、意味があると思うし、価値が高まると考えています。 大学までは「学ぶ」という姿勢でも問題ないのかもしれません。教授がまさしく教え授けてくれる限りは、それでも良いこと…
前の2本の記事でわが国の私立大学が増えすぎた経緯などを書きました。今回もその続きです。 日本の高等教育をフランスのそれと比較すると、日本の私立大学依存がかなり特殊であることがわかります。フランスの大学が、一部のカトリック系の私立大学を除き、…
前回、財務省から出された私立大学削減案について書きましたが、今回もその続きです。 日本の大学制度はかなり特殊だと思われます。まず、アメリカでは、大学生のうち私立大学に在籍している割合は、おおむね30%程度です。一方、日本は約70%の学生が私立大…