職人的生き方の時代

自分だけの生態学的ニッチで生きる

2024-01-01から1年間の記事一覧

ブログ名を変更:「職人的生き方の時代」

ブログ名を「スペシャリストのすすめ」から「職人的生き方の時代」に変更しました。「スペシャリスト」というのはビジネスの世界でよく使いますが、日本語ではないので「職人」と言い換えたということです。 また、「すすめ」は福沢諭吉の『学問のすすめ』と…

お父さんはYouTuberの第2弾: 「やってみなはれ」の精神で

リンクは、現在予約注文中の『なぜ社会人大学院で学ぶのかⅠ』(アメージング出版、2024年)の紹介動画になります。事前にストーリーを決めていてもうまく話すのは難しいものですね。アナウンサーとか芸人の方を尊敬します。しかも労働法が専門ではないし、、…

共著『なぜ社会人大学院で学ぶのかⅠ』の予約注文

リンクのとおり共著『なぜ社会人大学院で学ぶのかⅠ』の予約注文が開始されました。予約注文が200件に達すると電子書籍ではなく単行本として出版されるということで、「予約注文支援プログラム」といたしました。今考えると「予約注文サポート制度」の方がよ…

日本人の長時間労働はゼネラリストであるため

一つの会社に所属し、人事異動でいろいろな仕事を経験してゼネラリストとして生きる日本人というのは、昭和の時代は当たり前でした。ゼネラリストであれば他者との差別化も難しく、長時間労働でもするかということになったのでしょう。よって、長時間労働の…

文藝春秋の学歴詐称工作の記事を読んで

小島敏郎「小池百合子元側近の爆弾告発」と北原百代「カイロで共に暮らした友への手紙」文藝春秋102巻5号を拝読いたしました。本当は福島雅典「コロナワクチン後遺症読者の疑問に答える」を読もうと思って買ったのですが、その前に掲載されている記事の方に…

軍艦島にみる昭和の働き方

先日長崎を訪ね、幸いにも軍艦島に上陸することができました。波が荒いといきは船が島に接岸できないということでしたが、私たち家族が乗った船はうまく接岸し上陸することができました。プロのガイドの方は、大学院で建築学を学ばれた方だったので、炭鉱の…

出版作業でわかる一緒に仕事をしたい人

2冊の共著の編集をしていて気がついたことがあります。それは自分が見えている世界が、他の人も見えているとは限らないということです。共著の形式や内容に一定の統一感は必要になるので事前に執筆要領が手渡されます。すべての著者は同じ要領を確認し、執筆…

文藝春秋のワクチン後遺症の記事を読んで

福島雅典「コロナワクチン後遺症の真実」文藝春秋102巻4号を拝読しました。後遺症に関する内容はそういうこともあるだろうなと想定がつくものが多かったので、驚くような新発見はありませんでした。よって、私が読んで気づいた希望について整理しておこうと…

競争社会が正しいという幻想から降りる

ランキング参加中社会 ビジネスの世界も学術の世界も常に競争すると成果が出るようにいわれていますが、私はどちらの世界も徹底的に競争を回避してきました。その結果、どちらの世界でも満足のいく成果を出すことができました。 競争を回避するとは、競合の…

知識やノウハウの面や立体をつくる

ランキング参加中知識 長女の大学受験のために読んでいた本で、興味深い記述に接しました。全国個人敏腕塾長会編『地方名門国公立大学合格バイブル』(コスモ21、2022年)によると、点の知識を点で終わらせないことが大切といいます。学んだ点と点をつなげる…

共著の校正ほど難しいものはない

ランキング参加中読書 現在、今年の夏頃に出版する共著の校正をしています。すべての執筆者には執筆要領を事前にお渡ししていますが、そのとおり書いてくれる人は少ないものだと理解しました。読んでくれてはいても、書きだすと自分の世界に入っていくものな…

日本人にMBA教育が向いていない理由

ランキング参加中高等教育 経営管理修士号、すなわちMBAについて批判的な本はあるもののそれほど多くはありません。そこでめずらしく批判的にMBAを評価している本があったのでご紹介しておきます。ご自身が経営大学院の教員も経験された、遠藤功氏が『結論を…

リクルートはやはり凄かった: 内発的動機とは

ランキング参加中社会 株式会社リクルートの創業期のメンバーに大沢武志さんという方がいます。私も存じ上げなかったのですが、労政時報4061号(2023年)の特集「人的資本の可視化・情報開示への対応」の記事の中にリクルートの事例が出ており、大沢さんの言…

作文の技術: 日本語というのは論理的だった

ランキング参加中読書 本や論文の執筆するようになってから、もっと若い頃に読んでおけばよかったと思った本があります。それが、本多勝一『新装版 日本語の作文技術』(講談社、2005年)です。文庫本も出ているので多くの方が参照されているのだと思います…

校正の落とし穴から学ぶ: 出版ビジネスの厳しさ

ランキング参加中読書 昨年出版した『学び直しで「リモート博士」』(アメージング出版、2023年)で、また過ちをみつけました。参照した文献の著者名の漢字と書名が微妙に間違っていました。誰も気がつかない誤りだと思いますが、さすがに著者ご本人は気づく…

日本の博士人材に関する意外な気づき

ランキング参加中高等教育 文部科学省が主催している、博士人材データベースというのがあるのですが、博士課程に在学している方、あるいは修了された方がメンバーになっています。 https://jgrad.nistep.go.jp/home.html そこで、食事会があったので、めずら…

年収1500万円のエリートはただの人だった

ランキング参加中社会 年収1,500万円の大企業の部長だった人が、2年の転職活動の末、みつかった仕事が時給1,000円だったというリンクの記事に接しました。読者を惹きつけるために誇張されたストーリーかもしれませんが、このようなことは意外にあるのではな…

社会人大学院に関する共著の執筆者を募集!

ランキング参加中高等教育 今年は専門実務書の共著を出します。編集していると執筆者の個性が強い場合、形式、文体、締め切り期限などすべてがバラバラで難しいです。 出版社の編集部が執筆要領を渡してくれているにもかかわらず、それに準拠していないこと…

国公立大学教員も参加するゆるいコミュニティ

ランキング参加中社会 昨年からスタートした、社会人大学院の研究会(コミュニティ)ですが、予想外にも地方国公立大学の教員の方も現時点で2名参加いただくことになりました。メンバーは、リンクの窓口以外からの参加者も含めて30名を超えています。当初、…