スペシャリストのすすめ

自分だけの生態学的ニッチで生きる

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

アラブとイスラーム、そしてグローバリゼーション

『一市民の「コロナ終息宣言」』(アメージング出版、2021年)の読者の方から誤りのご指摘をいただいた。読者といっても知人なのだが、それでもありがたい。内容の記述の中にトルコのイスタンブールのことを「アラブの端っこ」と表現した部分があった。それ…

「男性性」から「女性性」の時代へ

このブログをはじめてもうすぐ1年になる。とくに広告収入を得る目的もなく、書籍の下書きとしてはじめたものなので、ブログへのアクセスが増えても増えなくても、それほど気にならない。ただ、多くの人がどのようなテーマに興味があるのかを知ることができる…

自律した個人は存在しない前提のコロナ対策

先日、シンガポール在住の知人と東京でランチをした。彼の話によると、日本は入国してしまえば、自主隔離2週間であろうが、そのあと当局が追跡調査することはないので、気楽でよいという。そして、どうせリモートの仕事になるので、しばらくは日本に滞在す…

「破局論」を前提としたワクチン接種か

アメリカでは1976年の豚インフルエンザの流行に対して、全国民への予防接種という政策をとり、多くの副反応を起こしてしまった。しかし、結局は豚インフルエンザの流行は起きなかったということがあった。起きてしまえば取り返しのつかないことになる、とい…

陰謀説に対してとり得る心的態度

アメリカの情報公開法に基づき、感染症対策のトップである、ファウチ博士の866頁もの電子メールが公開され、いろいろな憶測が飛び交っている。武漢の研究所に関係がある人物とのいくつかの電子メールは、2021年6月1日のワシントン・ポスト紙で読むことができ…