スペシャリストのすすめ

自分だけの生態学的ニッチで生きる

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

メガネ店の商売と未来の経済システム

近年、老眼のため2年ごとのにメガネを買い替えなければならなくなってきた。メガネ屋さんは自分が中学生の時以来同じお店で、東日本に店舗を展開する有名なメガネ店のA社である。40年近いお付き合いということになるが、評判がよく社会貢献活動も活発な会社…

見知らぬ他人との口論からの学び

休日に近所のスーパーにある本屋に行った。どうも「氣」が悪かった。マスクをしていても呼吸が苦しいし、体の中が違和感でいっぱいだった。時折マスクを外さないと、居ても立ってもいられない不快感があった。10分もいられず、その場を立ち去ろうとしたとき…

昔の大学教授の魅力は人間力

本棚の奥から1992年の「大学院要覧」がでてきた。懐かしい先生の名前もあり、講義内容も説明されており当時の学問の流行も感じられた。そして、当時の先生方の業績はどのようなものだったのかと思い、国立国会図書館のウェブサイトの検索機能で調べてみて気…

大企業の部長職は墓場への近道

私が1993年損害保険会社に入社したころ、部長や支店長という人は50歳から55歳が多く個室があり専用車もついていた。格が上の支店などは専属の運転手もいた。しかし、55歳を過ぎると役職定年ということで突然ポストがなくなり給与も下がったところで、このよ…

83歳のおじいちゃんを叩きのめした世間

森喜朗氏が辞任したことで、多くの人はすっきりしたのだろうか。何か達成感は感じたのだろうか。 森氏の孫娘による記者との一問一答を読んだ。結局、83歳のおじいちゃんの発言をとらえて、みんなで叩きのめしただけにしか思えなかった。 女性蔑視を感じるこ…

子どもの相対的貧困を解消するには

1990年代後半からNPOを通じて海外の子どもを支援してきた。最初の子どもはスリランカで、実際現地に訪問して本人にも会った。その後、2000年代前半に自分の所得も上がり、それではもう一人ということで二人の子どもを支援してきた。支援は一人の子どもに対し…

2050年あなたは稼いでいますか

私の場合、2050年に80歳を過ぎているので生きているかどうか微妙である。これから30年後の日本社会はどのような風景になっているのか。在宅勤務のおかげで住宅街の中にあるスーパーにも昼間の時間帯に行けることがある。そして、高齢者の多さに圧倒され、レ…

森会長にも「表現の自由」を

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視発言で批判を受けている。おそらく本人に悪気はなかったのだと思う。自分の思いを吐露しただけで猛烈な非難を受ける結果になった。そもそも森氏の年代であれば、あのような発言が本音の人が多いの…